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北欧の国々のご紹介

こんにちは。

 当社は北欧~スウェーデンからの輸入建材や設備機器を中心に取り扱っています。そこで、まずは北欧の事を少し”ベタ”な私の感覚で気づいた事などをここでお話しさせていただきます。あくまでも個人的な意見ですので、ご容赦くださいませ。

 北欧と言えば、以前はスウェーデン・デンマーク・ノルウェー・フィンランド・アイスランドの五か国を指していましたが、最近はラトビア・エストニア・リトアニアのバルト三国も合わせて北欧と呼ぶ人もおられます。ここでは、スカンジナビアの三か国についてご紹介させていただきます。とは言うものの、スウェーデンには何度も訪問し色んな所を見聞きしましたが、デンマークとノルウェーには数度しか訪ねたことが無いので、スウェーデンの話題が中心になってしまうかもしれません。

 スカンジナビア三か国は、現在でも王国(立憲君主制)であり、日本の皇室とも近い関係にありますが、政治的・文化的には少し遠い存在と言わざるを得ません。私たち日本人はスカンジナビア三か国に対して、一種の憧れを抱いているのではないでしょうか。高福祉、中立、環境立国、女性の活躍社会、幸福度等々日本がなかなか届かない社会をいち早く実現しているように見えますよね。確かにスウェーデンやデンマークを訪れると、住民の方々は一応に明るくとても幸せそうに見えます。なぜなんだろう・・?といつも不思議に思います。きっと色んな事に対して日本人よりも「心配事」が少ないからなんでしょうね。

 さて、そんなスカンジナビア三か国ですが現在の国の成り立ちにいたるまでには意外な歴史があります。詳しい事は歴史家に任せるとして、私がスカンジナビアの人から聞いたことで「えっ!?」と思ったことをご紹介します。

 スカンジナビアの三か国はそれぞれの民族を主に成り立っています。スウェーデンはスヴェーア人、デンマークはデーン人そしてノルウェーはノール人をルーツに持っている事から現在の国名になっているようです。11世紀以降、国が成立するまではお互いに侵略と征服の繰り返しがありました。私たちが世界史で学んだ14世紀末のカルマル同盟(北欧連合の成立)から18世紀までに分裂と独立を繰り返し、その間は主にスウェーデン(+フィンランド)対デンマーク(+ノルウェー)の覇権争いに終始していた様です。そして18世紀にスウェーデンとデンマークが講和条約を締結したことでやっと落ち着き始め、平和への道が開けていきました。その後汎スカンジナビア主義が起こるほど結束は徐々に強くなっていきました。

 私はスカンジナビア三か国はずっと昔から仲の良い隣国関係にあったのだと思っていましたが、実はつい最近まで小競り合いがあったとはとても意外でした。その小競り合いが長く続いたからこそ平和の有難さが身に沁み、小国として立国していくには中立という立場が重要であると強く認識したのでしょう。羨ましい限りです。そのスウェーデン・デンマーク・ノルウェーの国民感情ですが、顔をあわせればお互いに冗談を言い合います。それは私からすると際どいブラックジョークの数々で、聞いているとこちらがハラハラするのですが(はっきり言ってけなしあいます)、あとで真意を尋ねると、「我々には難しい過去があったが、お互いを尊重しそれぞれが助け合って生きていかなければならないことを皆が理解しているので、こんなジョークを言い合えるのです。兄弟みたいな関係かな。」と言っていました。私たち日本人もこの様なスカンジナビアの人々の様な事が言える時代が近い将来に来ることを祈らざるを得ません。

 次回からはそれぞれの国を訪問した時に感じた事や取扱商材などをご紹介できればと思います。